
・フリーランスってどんなもの?
・ライターってどんな仕事?
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フリーランスは、会社に縛られない自由な働き方と思われがちですが、必ずしも甘いものではありません。
ライターの働き方とあわせて解説します。
本記事の内容
・フリーランスという働き方
・ライターという働き方
本記事の信頼性
僕は現在、フリーランスのライターとして働いています。
目次
フリーランスという働き方について
フリーランスは「個人事業主」
フリーランスとは、一般的には「個人事業主」と呼ばれる働き方の一つです。
「個人事業主」というと、自営業のお店なんかをイメージされるかもしれません。
要は労働者として「雇用される立場」ではなく、「独立してビジネスを立ち上げる」ということです。
会社や企業には属さず、個人として契約を結んで仕事を掴んでいく働き方がフリーランスです。
主なフリーランスには、ライター、デザイナー、クリエイターなどがあります。
時間・場所・人に縛られない働き方
僕が考えるフリーランスの魅力の一つは、時間・場所・人に縛られないということです。
フリーランスは基本的に会社や企業に属しません。
出勤時間もなければ、自宅で仕事が完結するような働き方もできます。
自分と合わない人と無理に仕事をする必要もありません。
フリーランスの仕事をしている人の中にはノマドやアドレスホッパーと呼ばれるような、いろんなところを飛び回りながら働く働き方をしている人も多くいます。
日本国内に留まらず、海外で生活しながら働くことも可能なのです。
自由とは全ての責任を負うこと
ただし、「自分の好きな生き方ができる!」と楽観的に考えるは甘いという現実もあるようです。
フリーランスになるということは、「全ての責任を自分で負う」ということです。
フリーランスとして行わなければならないことには、例えば以下のものがあります。
・健康保険への加入
・国民年金への加入
・開業届の提出
・マーケティング
・営業活動
・経費・事業所得等の記録、計算
・税金の計算
・確定申告
・税金の納付
など
会社員や公務員であれば、年末調整や確定申告、税金の支払い等はほとんど事務の方が行ってくれるかと思いますが、基本的に全て自分で行います。
健康保険や年金も個人事業主の場合は異なります。
もちろん待っていても仕事は来ないので、自ら営業を行って仕事を獲得しなければ収入はありません。
その他、自分の体が商売道具になるため、生活リズムや体調の管理も自分で行わなければなりません。
自分のことを責任を持って管理できる人でないと、フリーランスは難しい仕事なのです。
ライターという働き方について
様々な媒体の記事
「ライター」と聞くと、どんな仕事をイメージされるでしょうか?
例えば新聞記者、本の著者、ブロガー、ニュース記者。これらは全てライターです。
ライターが仕事で書く記事には、例えば以下のものがあります。
・紙媒体
雑誌、書籍、新聞、
フリーペーパー、
広告、チラシ、ポスター
etc...
・電子媒体
webサイト、アプリ、
メルマガ、ブログ、SNS、
ニュース、まとめサイト
etc...
記事を書くだけではない仕事
フリーランスの仕事は、ただ依頼された記事を書くだけではありません。
<取材が必要な場合>
・取材先にアポをとる
・情報収集、質問内容の検討
・取材
・原稿の執筆、修正
などの仕事があります。
<企画を持ち込む場合>
・企画の打診
・構成案の作成、修正
・原稿執筆、修正
などの仕事があります。
絶対に読むべきフリーランス入門本4選
僕がフリーランスを志すにあたって、まず読んだ本をいくつか紹介します。
ここで紹介する本は、正直どれも必携の本です。
基本的に買った書籍の多くは経費として落とせるので、ケチらず購入することを強くおすすめします。
マンガで読める入門書
「フリーランスで行こう」高田ゲンキ
フリーランスデザイナー高田ゲンキさんの本。
マンガなのでとにかくわかりやすくて読みやすい一冊です。
まずは難しい本を読むよりもさっとこの本に目を通しておくと、フリーランスのイメージがつきやすいと思います。
本書の内容
・フリーランスになるまでの準備
・フリーランスになってから行うこと
・フリーランスの働き方・仕事のとり方
・フリーランスでの苦労体験
など
「何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください」若林杏樹
こちら、若林杏樹さんの本はとにかくキャラクターが可愛くて面白い(笑)
全く何もわからないままフリーランスになってしまった怠け者の主人公に税理士の大河内先生が優しく税金について教えてくれる本です。
ストーリーがリアルで、自分も絶対にこうなるだろうなと感情移入しながら読むことができます。
難しくてややこしい税金のことを漫画のタッチで一つずつ優しく解説してくれているので、とにかくわかりやすいです。
税金のことがわからないけれど、本が苦手だという人は迷わずこの本を手にしましょう。
詳しくわかりやすい本
「世界一やさしいフリーランスの教科書」高田ゲンキ
こちらも高田ゲンキさんの本。
この本はフリーランスを志すのであれば、必携の1冊です。
「フリーランスで行こう!」は実体験を元にストーリー仕立てでフリーランスになるまでの流れを書かれていたのに対して、こちらは本格的なノウハウ本になります。
基本的な内容を網羅した、まさに「フリーランスの教科書」です。
ポイント
・フリーランスのメリット、デメリット
・フリーランスの働き方
・独立前の準備
・開業後の手続き
・健康保険
・国民年金
・確定申告
・マーケティング
・仕事の進め方
など
「フリーランス&個人事業主のための確定申告」
杏樹さんのマンガで税金の全体像を掴んだら、本格的に詳細が書かれているノウハウ本も手元に置いておきましょう。
全部通して読むのは本が好きな僕でもしんどいですが、必要な時に知りたいページを探して読むくらいでも全然安心感が違います。
なんと言っても税金のことは僕もさっぱり初心者なので、この本がないと確定申告ができません。
他にもいろんな本が出ていると思うので、自分に合ったものを購入していつでも開けるようにしておきましょう。
まとめ
知識と準備が不可欠!
・時間、場所、人に縛られない自由な働き方ができる
・全ての責任を負わなければならない
・保険、年金、確定申告等、全て自分で行う
・体調、生活リズムの管理も大切な仕事!
・ライターは記事を書くだけが仕事ではない
・本を読むことは必須!
結論、簡単に「好きなことをして過ごす生き方」を手に入れることはできません。
自由な生き方を勝ち取った人は、自分のリスクと日々向き合いながら知識と経験を身に付けていった人なのです。
フリーランスを目指すのであれば、自分が責任を負うという覚悟を持った上で望むべきなのです。
僕もまだまだ駆け出しなので、きっと最初はうまくいかないと思います。
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