
・記事数は増えてきたけど、なかなかアクセスが増えないな。
・キーワード選定はしてるつもりなんだけど。
・サイトの構成が大事って聞くけど、具体的にどうすればいいの?。
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結論、構成を練ったブログは伸び方が数倍早くなります。
キーワード選定は大事だし必須なんですが、記事単発で上位を狙ってもなかなか勝てません。
「ブログ記事は団体戦である」ということを意識する必要があります。
サイトの構成が練られたブログでは読者がブログ内の記事を渡り歩き、内容の網羅性が高まることでドメインパワーも上昇します。
本記事では、基本的なサイト構成の考え方とコツを解説します。
本記事の内容
・当サイトと前サイトの比較
・サイト構成が重要な理由
・具体的なサイト構成の手順
サイト構成を意識して記事を積み上げると、PV数やドメインパワーが上昇し、収益化にも繋がります。
本記事の信頼性
本記事の構成の考え方を用いて新サイトを開設したところ、記事数200超の前サイトのPV数を2ヶ月で上回りました。
目次
当サイトと前サイトで比較してみた
構成を意識した当サイト「はらの自由帳」と、初心者なりに200記事書いた前サイト「はら旅ブログ」を比較してみます。
アナリティクスの8月の基本データは以下のようになりました。
はらの自由帳(当サイト) | はら旅ブログ(前サイト) | |
記事数 | 約50 | 約200 |
ドメインパワー | 3.3 | 13.3 |
訪問者数 | 466人 | 1,317人 |
ページビュー | 2,061 | 2,012 |
平均セッション時間 | 4分27秒 | 47秒 |
直帰率 | 64.26% | 86.22% |
ドメイン作成日 | 2020年7月1日 | 2018年9月22日 |
(【衝撃】新旧サイトのデータを比較してみた【2ヶ月で追い抜いてしまった話】より)
当サイトは、記事数もドメインパワーも訪問者数も圧倒的に負けています。
しかし、PV数(ページビュー)では前サイトを超えました。
2年間運営し200記事を書いてきたサイトも、構成と運用次第では2ヶ月もせず追い抜けたわけです。
理由は単純で、サイト内の回遊率が高いからですね。
訪問者数に対するPV数の割合が、当サイトの方が3倍近く高いです。
サイト構成が練られていると、少ない訪問者数でもPV数を伸ばすことが可能なのがわかります。
比較の詳細と詳しい考察は、以下の記事で解説しています。
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参考【衝撃】新旧サイトのデータを比較してみた【2ヶ月で追い抜いてしまった話】
続きを見る
ブログのサイト構成が重要な理由
構成を立ててブログを運営するメリットは以下の3つです。
・読者にとって読みやすいサイトになる
・訪問者に対するPV数が数倍になる
・Googleから評価され、上位表示される
順番に解説します。
読者にとって読みやすいサイトになる
構成を整えることで、読者が求めている情報へたどり着きやすくなります。
そのためには、読者が求めている情報を先回りして設置すると効果的です。
たまたまあなたの記事を見つけてサイトを訪れた読者は、いくつかの悩みを抱えている場合が多いです。
そういった悩みに先回りして「こういった悩みはありませんか?」「こんな対策もしておいた方がいいですよ」と提案してあげると、「期待以上のサイトだな」と思ってもらえます。
読者の悩みを想像し先回りして構成を練っておくことで、信頼性の高いサイト作りができるわけです。
訪問者に対するPV数が数倍になる
1人の訪問者が3記事4記事と読んでくれるということは、PV数が3~4倍になるということです。
ここを理解せずに単発の記事を積み上げてしまうと、思うようにPV数が伸びないので非常にもったいないわけです。
また、ターゲットの知りたい情報が網羅されたサイトは、ブックマークされたり再訪されたりする可能性も高くなります。
ブログにファンがつくと、SEOに依存せずともある程度のアクセスを確保できます。
サイト設計と情報量で魅力的なサイトに仕上げていきましょう。
効果的な内部リンクを張るコツは、コチラの記事で解説しています。
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参考【SEO効果あり】内部リンクの貼り方とメリットを解説【収益化の導線を作る】
続きを見る
Googleから評価され、上位表示される
Googleは最も重要な評価の基準に「専門性」を挙げています。
専門性とはつまり、どれだけユーザーが求める情報が網羅されているかということです。
最重要基準「E-A-T」
・専門性:Expertise
・権威性:Authoritativeness
・信頼性:Trustworthiness
読者のニーズに合った記事をブログ内に網羅するには、サイトの設計が欠かせません。
「どのような情報が求められているのか」、「どのようなカテゴリ分けをすると見やすいサイトになるのか」といったことを考えてサイトを設計する必要があります。
Googleの評価基準とSEOの基礎については、こちらの記事で解説しています。
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参考【SEO対策とは?】ブログで最重要の知識をやさしく解説【超初心者向け】
続きを見る
サイト構成を立ててブログを伸ばす手順
具体的に構成を立ててブログを運用していく手順は、以下の流れです。
1.ブログの方向性を定める
2.カテゴリを厳選する
3.ブログで狙うキーワードを決める
4.カテゴリの内容を網羅する
5.必要な内部リンクで記事を繋げる
順番に解説します。
1.ブログの方向性を定める
ブログ運営はやみくもに記事を積み上げていくのではなく、方向性を定めることが重要です。
多様な情報を載せるのもいいですが、読者の興味のない記事だらけのブログはすぐに離脱されます。
ブログの方向性を定めるには、具体的なターゲットをイメージしましょう。
ターゲットのイメージがあると、どのような記事を書いていけばいいのかが明確になります。
例えば当ブログのターゲットは、「ブログ初心者」「Wordpressブロガー」「ブログを収益化したい人」といった感じです。
また、前ブログは「旅・フリーランス・鬱・ブログ」といった雑記的な内容を扱っていたのですが、一つの方向性として「旅するように自由に生きる」というキャッチフレーズで運用していました。
ブログの方向性が定まると記事ネタも考えやすくなり、一石二鳥です。
ターゲット設定の方法については、コチラの記事で解説しています。
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参考【初心者必見】ブログのターゲット(ペルソナ)3つの決め方【刺さる記事が書けます】
続きを見る
2.カテゴリを厳選する
ブログの方向性が定まったら、カテゴリを考えていきましょう。
ブログのカテゴリは、サイト構成を明確にする最も重要な部分です。
カテゴリを考えるポイントとして、カテゴリは厳選しましょう。
細かくなりすぎるとなかなか知りたい情報にたどり着けず、読者の利便性を損ねます。
理想としては、トップページから2クリックですべてのページへアクセスできようにしましょう。
例えば当ブログの場合、「ブログカテゴリ」として「Wordpressの始め方」「Wordpressの知識」「SEO対策」「稼ぎ方」といったカテゴリを設定しています。
3.ブログで狙うキーワードを決める
続いて、カテゴリごとに狙っていくキーワードを決めていきましょう。
キーワード選定はGoogle検索上位を狙う上で、最も重要な作業です。
キーワード選定についてはこちらで解説しています。
→【初心者必見】キーワード選定とは?基本的なやり方とツールを徹底解説!
キーワード選定はカテゴリごとにまとめて行いましょう。
まとめて行うことで時間短縮になり、記事の内容が被ることも防げます。
例えば、「Wordpressの始め方」のカテゴリでは、以下のようなキーワードで記事を作成しています。
・「conoha、wing、wordpress、始め方」
→【簡単3ステップ】Conoha WINGを使ったWordPressの始め方【超初心者向け】
・「wordpress、プロフィール、書き方」
→【WordPressのプロフィール】書き方と設置すべき2箇所を解説【初心者向け】
・「plus、updraft、使い方」
→【簡単ワンクリック】Updraft Plusの使い方〜プラグインで安心バックアップ〜
など
思いつく記事ネタをリストアップして、キーワードに落としていきましょう。
4.カテゴリの内容を網羅する
記事はカテゴリに関する内容を網羅できるように作成していきましょう。
網羅性を高めることで、読者の利便性もGoogleの評価も高まります。
例えば当ブログの「Wordpressの始め方」カテゴリは、以下のような記事を書きました。
メリット・費用は?
・ブログを書く9つのメリット
・無料ブログとWordpressの違い
・WordPressの費用っていくら?
どうやって始めるの?
・3ステップ30分の開設方法
必要な初期設定は?
・最初にすべき初期設定3つ
プラグインの使い方は?
・バックアッププラグイン「Updraft Plus」
・お問い合わせフォーム「Contact Form 7」
・目次の設置「Table of Contents Plus」
どうやって投稿するの?
・新記事の投稿方法を徹底解説
・プロフィールの書き方と設置方法
ある程度カテゴリ内の記事が溜まってきたら、以下のような「まとめページ」を作成すると効果的です。
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参考【WordPressの始め方】初心者向け完全講義!9記事で解説【丸パクリOK】
続きを見る
まとめページは、キーワードに関する情報が網羅されたページになります。
ちなみにこのページは「wordpress、初心者、始め方」というキーワードを狙っています。
5.記事を内部リンクで繋げる
関連記事を内部リンクで繋ぐことには、2つの効果があります。
「読者の回遊率を高めること」と「集客記事から収益化記事へ誘導すること」です。
内部リンクを貼るか貼らないかで、PV数に数倍の差が生まれます。
前述したとおり、内部リンクによって1人の訪問者が複数の記事を訪れてくれるからですね。
また内部リンクは他記事に導線を張るだけでなく、収益化記事へ読者を誘導する効果もあります。
通常、収益化を図る記事は競合が多く、なかなか検索上位を狙うことはできません。
そこで、検索上位を狙いやすいキーワードで集客記事を書き、そこから内部リンクで収益化記事へ流します。
ブログを収益化する基本構造なので、覚えておきましょう。
集客記事から収益化記事(キラーページ)へ流す構成についてはこちらの記事で解説しています。
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【キラーページの作り方】集客記事と収益化記事の使い分けと導線の張り方【ブログで稼ぐ基礎です】
続きを見る
まとめ
まとめ
・構成でGoogleとユーザーの評価が高まる
・内部リンクでPVは数倍になる
・情報を網羅して、専門性を高めよう
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構成を練って、強豪サイトに育てましょう。